
読書してますか?
している?
大いに結構!
ライトノベルから一般小説、専門書などなどじゃんじゃん読んでいってくださいね。
やってない?
今すぐ読書しましょう!
読書! 読書! 読書!
読書は人生を変える力を持っている!
レッツ、読書!
読書の魔法
大昔から今日まで、そして未来まで読書という行為は万人にススメられるものだろう。
今大活躍の野球選手の大谷翔平選手や亡きアップル創業者ジョブズ、現在の発展を担ってきたマイクロソフトの創業者ゲイツ……などなど。
過去の偉人にも数えきれないほどの読書家がいる。
何故こんなにも読書がすすめられるのか。
よく学校では読書週間とかで何かの本を読んで感想を書きなさいみたいなことがあった。
私はそれが大嫌いで、毎回四苦八苦していた。
勉強のできる友達は、本を自ら読んでいたが、私は本を手に取ろうなんて思ったことがなかった。
うん、当時はなかなかのおバカだった。
しかし、今、私の部屋には大きな本棚から溢れるほどの本、本、本。
読書をするようになって、私の人生は劇的ビフォーアフター。
手に持てる紙の束に自分の知らない知識がぎゅーぎゅーに詰め込まれ、まだ知らぬ世界を見せてくれる。
ドラえもんの「何処でもドア」並みの存在に気づいてから、その虜になってしまった。
どこぞの知らない偉い人の考えや体験が知ることもできるなんて、なんということでしょう!
目からウロコ!
エウレカ!
こんな言葉も本を読まなかったら、聖書や哲学者から生み出されたものとは知らなかっただろう。
自分の視野の狭さを知り、沢山の角度から物事をみることを覚え、自己を豊かにさせる。
ぶっちゃけ、勉強嫌いでも読書してればなんとかなるんじゃないか?と勉強嫌いから読書家転向した私は実体験でそう思ってるとこがある。
勿論勉強したほうがいいよ? どっちやねん。
名言わんさか残ってる吉田松陰さんも「毎日読書が学問やで」って言ってる。
読書の魔法にかかれば、きっと人生を変えられる。
何かに閉塞感を感じたり、自分の人生に嫌気が差したなら、きっと読書が道を開いてくれる……かも。
読書家になるには?
とにかく興味のあるものを手に取ることが1番。
ライトノベルとかでも全然良い!
絵本だって良い!
ここで、私がポイントだと思ってるのは想像力を育てること。
読書は想像力がないと無理。
過去、読書嫌いで学校の国語の教科書読み上げタイムは凄まじく嫌いだった私。
漢字が読めんので、何番目に自分がどの部分で読まさせるのか数えて絶望するを繰り返してた。
マジで文章読むのがイヤ。
算数なんて文章問題が壊滅的で、テストのときは考えることをやめてた。
読書なんて無縁の時代。
そんな私の転機は、ハリーポッター。
当時、ハリポタ第一巻「賢者の石」が発売されて、何の経緯で買ってもらったのか不明だが、まあ読めない。
なかなかの量だったし、とても無理。
お茶碗1杯生活の食べてた人が、大盛り5杯食べるみたいな無茶な感じ。
何度か挑戦はしたような気がするが、断念。
それが映画化したことがターニングポイントに。
もう鬼滅の刃ブームが世界中に巻き起こったみたいに話題で、初めて映画館に行って見たら面白くて面白くて。
すると、あの手強かったハリポタの本が読めるようになった。
これは、読んでもなかなか想像できなかったものが、映画を見たことで細かい描写をスムーズに想像できたことが大きかったと思う。
ハリーの目は、緑で額に稲妻の傷跡? うーん?
が、
はいはい、ハリーね! あの可愛いダニエル君だね!
そして、続きが気になる一心で続編の小説を読んでいくことで、読書嫌いがなくなった。
そこからは、ライトノベル。
当時はまだラノベがメジャーってほどではなく、ブイブイしてなかったっけ?
コバルト文庫や電撃文庫とか、読む日々。
そのうち、推理小説から教養書、専門書にまで発展していく。
あんなに読書嫌いだったのに、京極夏彦さんの漬物石がわりになりそうな分厚い文庫本をさらりと読んでしまう人間になるとは、衝撃的。
とにかく一個のひっかかりがあれば、読書好きになる可能性はある。
「漢字読めないよー」って人も、わかんないとこ読み飛ばし読書し続けると、あら不思議読めるようになっちゃった。
これ、謎やな。
だから、難しいことは置いといて、読む読む読むが大事。
良書と悪書
良いも悪いも人の人生に絶大な影響を及ぼしてしまうのが本というもの。
その人にとって人生を豊かにしてくれるなら良いが、残念なことに自分だけでなく、他者もめちゃくちゃにしかねない本もある。
ある意味、本一冊で人を洗脳することもある。
そこに書かれている思想や主張が正しいと思い込んで他者を傷つけたり、押し付けたり。
そういうことも起こり得る。
それは、作者の意図しないときもある。
受け取り手によって、内容改変してしまうことも。
そうなってしまうものは、悪書だと思う。
基本、私は主義主張が強く出てくる本は「保留する」という態度で読む。
正しいかもしれないし、間違いかもしれない。
そして、どちらでもあるかもしれない。
世の中の物事は白黒はっきりできないことのほうが多い。
私はわらかないことを無理に解決するのではなくて、わからないことをわからないと認識して持っておくようにしている。
その答えを知るために本を読み続け、いろんな経験をして、たくさんの人と出会って見つけ出す。
そうして、答えに近づいていくことで読書のメリットを大きく受けられるのではないかと思ってる。
何読んでみる?
では、何を読めばいいのか?
その悩みには、アニメとか映画になってるものを先に見てから、本に移行してみるのがいいかも。
そのほうが頭の中でしっかり映像化されているのでスムーズで読みやすいかなと。
「読む」という作業に慣れさせるための方法かな。
私は、一度見たアニメや映画は本でもう一度追えない。相当ハマらないとできないタイプ。
なので、新しい本を探すのだが……。
方法は、手っ取り早く本屋で探しまくる。
あらすじ見て、最初の出だしを読み、買うか買わないかを決める。
文章にも相性があるで。
ネットでは、Amazonとかで同じ本を買った人は「これも買ったよ」っていうところで探す。
ネットがめんどいなら、本の案内をする雑誌「ダヴィンチ」がおすすめ。
ぱらぱら読んでると、「おっ」と興味惹かれるものが見つかりやすい。
あとは、好きな芸能人や尊敬する人がおすすめしてる本を読んでみる……とか。
読書苦手な人には最初は苦痛かもしれない。
でも、興味のあるもので、とにかく少しずつでも読むことを実践していると変化はある。
だんだん、読めるようになったら、背伸びして哲学書入門とか教養書へ入っていくことをおすすめしたい。
難しいけど、読み続けると必ず新たな扉が開くに違いない。
読書の注意点
読書にはメリットいっぱい。
でも、読書には注意点もある。
それをズバズバ指摘しているのが、哲学者ショーペン・ハウエルの「読書について」
あくまで本は他人の考えが羅列しているもの。
ひたすら読み続けるのは、自分の思考を衰えさせかねない。
みたいなことを言っている。
まあ、書き手と読み手は、教主様と信者みたいなもの。だから洗脳されかねない。
ただただ本を読み続けることに受動的になってしまって、でも自分は知識に溢れた物知りだと思い込む。
阿呆でマヌケな読書家さんになってしまってはもったいなーい。
その本で自分の中に何が生まれるか、どんな反応があるのか、楽しむこと。
能動的に読書を楽しまないとすれば、悲しすぎる。
読書する人たちは、一度は「読書について」を一読する価値があると思う。
ちなみに私が十代の頃に読んだのはこちら。

久々に見たら、翻訳は渡部昇一さんだったと気づいた。
この方も読書家でいらっしゃったから、「読書について」の重要性を改めて感じる……。
レッツ!エンジョイ!
現在ニート中や不登校期間の人たちにぜひとも読書して欲しい。
いろんな苦しみや悩みを抱えているからこそ、読書は必ず道を開けてくれる。
実際、私は不登校中、読書中毒に。
良かった視力と引き換えに本を読みまくった。
目を悪くするほど読め!とは言わないよ。
読書は自分を助けてくれたり、迷わせたり、心を豊かにさせたり、沢山の大切なことを教えてくれた。
そして、本は孤独を癒してくれる。
この孤独を孤高に昇華して、いつか社会に出る時に役立つこともあるだろう。
読書は未来の投資でもある。
自分がどんな本に出会い、どんなふうに人生が変わるのか、予想できない未来に投資してわくわくしてみませんか?