
「ぷろふぃーる」で、さらっとアルバイトでやってる仕事をさらりと書きました。
あまりにさらりとしたので、「コイツホントにニートだっぴして働き出してんのか?」と疑われたらどうしましょう。
あんまりにも長すぎる不登校からニート期間で、「するっと仕事してますってホンマかよ? 妄想ちゃう?」ってなりません?
実のところ、私が一番びっくりしてて、夢落ちじゃないかと思ってるくらい。
一年前まで、禿げそうなくらい悩んでいたのが嘘みたい。
髪の毛って大事ですね……。
人生って不思議だなと思う日々です。
あんまり詳しく書けないワケ
実のところ、どういう仕事か詳細に書きたくない理由が2つあります。
一個めは、個人情報を扱ってるため。
個人情報を持って外回りしてることが多く、上司にやんわりとそして何度も無くさないように、言われ続けた。
個人情報の重要性は、親が個人情報を扱ってたから、わかっているのですが。
時々びっくりするほどの個人情報抱えて歩いてるとき、万が一紛失したらクビだなってヒヤリとするときある。
連帯保証人もつけさせられたし。
個人情報をブログアップなんて絶対にないが、あまり業務について書くのが怖い。
あんまり触れないほうが一番かなって、ビビりの私は考えているのです。
2個めは、単純に身バレが怖い。
意外と世の中は狭いと過去に経験してるので、匿名でやっても特殊事情であれこれ、「アイツじゃね?」ってなるのがやだ。
特に会社の人に何かの検索でひっかかって読んでたら、「お前じゃーん」って、そんなのいやだあ!
自分で言うのもなんだが、ちょっと変な生き方してるので見つけやすい。
会社には、殆ど何も隠さず今までの経緯を話しているので、これからもっと自分の事情を書いていくと知ってる人ならどんぴしゃりわかってしまう。
絶対見つからないなら、なんぼでも書きたい。
でも昨今そういうわけにはいかんのです。
その上で仕事について
現時点では、大手の会社でバイト中です。
業界トップ10に入っており、おそらく全国でCM放送している企業。
「おいおい、大手だって自慢したいのか?このやろう」って思ったらブー!
このほぼ中卒元不登校で年季の入ったニート女をバイトとはいえ採用した!という事実!
びっくりしませんか?
私は採用の電話をいただいたとき、嬉しいのとびっくりでした。
冷静になって、「まともな会社なんか?」って心配になった。
もしかしたら、めちゃくちゃ真っ黒企業なんじゃないかってハラハラしていた。
ボロ雑巾のような扱いを受けて、速攻やめるはめになるのではないかと。
蓋を開けたら、すんごい真っ当なホワイト企業だった。まあ、こまごました色々はあると思うけど。
おやつはくれるし、やたらランチ代出してくれるし、人間関係もみんなサポートし合ってて仲間感強い。
でも!
仕事はしんどい。
営業ではなく事務系なのだが、毎日仕事内容が同じではないし外回りもあるので、一般的な事務よりは大変なのかもしれん。他を知らないから比べられない。
ルールも正直めんどくさいなぁって思うし、合わないなと感じるときもある。
ニート明けの自分にはなかなか馴染めなくて苦労しているし、しんどい。
これからさらに忙しくなる予定で周囲に「これから大変だけど」って言われてるから、不安でしょんぼりしてる。
今でも「ひーひー」言ってるのに、ね。
できないヤツというレッテルを貼られまくるんだなぁ、陰でダメなヤツって言わるんやなぁとネガティヴに考えてしまってる。
つら……(泣)
でも、間違いなく成長できる場所であり、マイナス面も含めて良き経験ができる会社と仕事です。
資格が有利だったかも?
ニートだし、学歴ないし、こんな大手企業がなぜ採用してくれのか?
採用の要因は資格だったのではないかと思ってる。
(採用の決め手が聞きたいが怖くて聞けない。もしかしたら、採用を後悔されてたらどうしようなんて考えてしまうから)
私が持っているのは、宅地建物取引士。
いわゆる宅建士。
これでだいたいどの業界にいるかわかるが、宅建士の仕事はしてない。
宅建士の資格は、宅建関連の仕事をしなくても、いろんな業種で良き効果を発揮するのではないだろうか。
一応、合格率17%前後なのでそこをクリアしてる=それなりに使えるかも、みたいな?
しかし私はポンコツだ! はは!騙されたな!
あくまで、これは私だけの話です。
私は宅建ともう一つ法律関係のほぼ役に立たない資格を持っていて、どうやら法律が得意なほうかも?しれない?
やっぱり資格はないより、あるほうがいい。
自分の自信にもなる。
実際この資格試験に合格したことが、ターニングポイントになり、ニートを脱したと考えると行動してこそ、人生は変えられるんだとしみじみする。
注意すべきは、何かの資格を取得しても安泰じゃない。
実務の経験が物を言うし、資格によっては責任が大きい。
「資格合格はゴールではなくてスタート地点なんやな」って、遠い目になった。
そしてその後、私は不安障害が爆発して初の精神科へ直行したのだった。
それを踏まえても、資格取得はニートさんも主婦さんも社会人の方々もおすすめ。
あくまで現時点のお仕事
現状、川に溺れないようにあっぷあっぷしてお仕事している。
毎日、今日は仕事ミスしないかハラハラして、会社のエレベーターに乗っている。
自分の未熟さや不勉強さを思い知らされるし腹立つこともある。
何とか溺れないようにしていても、いつ溺れて沈むかわからない。
そんな状態ではあるが、やりがいもある。
いろんなことを知って覚えてできるようになる嬉しさ、近くでバリバリしてる人たちのお仕事を見て学べる喜び。
大手企業の仕組みを仕事のやり方、人付き合い、そういうものを中に入って知れる。
自分と自分の未来にメリットは大きい。
ニート期間は、確かに自由に何でもできて快適だ。
しかし、家族に負担をかけつづけ、世間に後ろ指をさされる感覚、自分が社会と切り離されて孤独になる。
精神的に追い詰められていくあの頃よりも、忙しいし恥ずいときもあるし、情けない時もあるけど、今のほうが充実している。
おそらく、ニートに戻ることはないだろう。
自分で稼いだお金を気兼ねなく使えるのは最高。
しんどい仕事のとき、叱られたときは、「お金お金お金」って心の中で連呼している。
お金は活力になるのだ。
蒸し暑い日に汗を流しながら、重いカバンを担いでひたすら歩いていると、「何にしてるんだろう」って思う瞬間があるんだけど、答えはこう!
お金のために働くのだ!
意外とそれで割り切れたりする。
辛い! 針のむしろになってもお金お金と思いながら耐えられる。今のところね。
崇高なモチベーションじゃなくていいのだ。
結構ギリギリな状態な日々なので、この仕事がどこまでできるわからないが、1日1日、一歩一歩を進んでいきたいなと思ってます。
がんばれー私!